VOICE 先輩インタビュー

PMOという立場で貢献し、
プロジェクトを成功に導くのがやりがい

髙柴由利Takashiba Yuri

2020年入社

理想の仕事の形を探し、見つけたのがPMO

前職では10年ほどSEとして働き、社内イントラやWebアプリなど、さまざまな開発に携わってきました。ものづくりは好きで、やり遂げたときの達成感は大きなものです。しかし、経験を積むうちにもっと自分の身近なところに貢献したい気持ちが強くなり、出会ったのがPMOの仕事でした。実はPMOという仕事については業界にいてもあまり認識できていませんでした。しかし、プロジェクトの進捗管理などを担い、開発を成功に導くという役割は、まさに “身近な貢献”です。PMOの重要性を知って、これぞ求めていた仕事だと思いました。しかも元々持っているエンジニアの知識を活かして活躍できると感じたんです。

ソフィアテックという会社との出会いも、大きかったと思います。面接時の雰囲気がとても良く、「こういう人たちと一緒に働けたら、きっと楽しい」と直感しました。お客さま先に常駐する働き方は会社とのつながりが希薄になってしまうこともあります。しかしソフィアテックは定期的にコミュニケーションを取る機会があり、学ばせてもらうことも多いので、自分の選択は正しかったんだな、とその都度実感しています。

エンジニア経験を活かした的確な質問が、障害解決の近道

現在は通信事業系のお客さまにて、PMOを担当しています。業務は大きく分けて2つあり、1つはお客さまの顧客のWAN環境下のルータや通信手段を制御する、機器の保守業務です。不具合があればログを収集して保守ベンダーに問い合わせ、課題は記録してまとめ、定期的に顧客に報告を行うといった作業を担当しています。電話がつながらないなど、何かしらの障害が発生するので、解決に向けてスピーディーに動くことが必須です。もう1つはそのWAN環境の大規模更改プロジェクトが始まったので、そちらにも参加し、プロジェクトがスムーズに進むよう、ミーティングの議事録作成や資料のレビュー、必要資料の更新といった作業に従事しています。

SE時代はコツコツとプログラムを作ることがメインでしたが、今は自分の手を動かすのではなく、周囲の仕事が円滑に進むような調整作業が仕事になりました。ネットワーク系は未経験だったので、必要な業務知識を学ぶ必要がありましたが、SEとして働いてきた経験はとても役に立っています。例えば、障害対応では窓口となってベンダーに問い合わせますが、質問の中味次第で得られる情報も違います。障害解決のヒントを得るため、問題の本質を突ける的確な質問ができるのは、SE経験があるからだと思います。

常に新しい課題を乗り越えていくからこそ、成長できる

PMOの仕事はエンジニア、ベンダーなど、さまざまな部署の人と関わることが楽しく、あらゆることを調整し、物事を前に進めていくところに面白さがあります。また、保守業務では障害内容は類似性があることが少なく、報告すべき課題も次々出てきます。常に新しいことに対応していかなければならないので、自分自身の引き出しをどんどん大きくしていかないと追いつきません。ものづくりとは別の難しさがあるのがPMOですが、自分の作業の向こう側に働いているエンジニアがいるので、独りよがりな行動はできません。素早く、わかりやすく、必要な情報を提供していくことを念頭に置いています。

現在のお客さまのところに来て1年が経ちましたが、まだ周囲の人に助けられる場面は多々あります。その分、他の人が忙しいときはできる作業を引き受け、少しでも貢献しようと取り組んでいます。その積み重ねのおかげか、お客さまから「丁寧にやってくれているね」「ありがとう」と評価していただくことが増え、信頼されてきた実感があります。目標はまだ足りていないネットワーク系の知識を身につけ、判断ポイントを増やすことです。プロジェクトのためにも、自分の考えで良い提案ができるよう、さらに成長を目指します。

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